先日、婚姻届を提出し受理されてから5年が経ちました。
もう5年前の記憶がだいぶ薄らいできているものの、それでも心境の変化だったりなんやかやあったので振り返っていきます。
夫が心の底から「人生の相棒」になった
婚約してから夫婦という関係性になってからの1年半くらいは、何だか心の底の方ではソワソワする気持ちがあった。
交際期間が3年ちょっとあったもののやはり他人同士。
家の中に親兄弟じゃない人がいる不思議な感じというか違和感が初めは圧倒的で、私この人と結婚したんだー!という幸せにも勝っていた。
妻とか奥さんとか言われるのも慣れないしこそばゆいし、「旦那さんはー」と話題を振られてあたふたな感じも大きかった。
そんな違和感や慣れない感覚も5年経てばしっかり馴染んで、1人で家にいる方が違和感があるしお店などで「奥さんはー」とか「旦那さんはー」とか言われても何とも思わなくなった。
これだけでも5年経つと変わるなぁと感慨が深いけれど、それ以上の心境の変化を感じている。
5年も経つと、遂に夫が他人だった人ではなく、人生を共に生き抜いていく相棒になった感じになった。
家族というより、子供がいないからか相棒という感じが強いものの、隣りにいるのが当たり前の存在になった。
自分で望んで結婚した相手と順調に楽しく暮らしているのはとても幸せだと思っている。
これが5年間で感じた一番大きな変化だった。
他人だった人と暮らす楽しみ:観察
私の夫は生態が大変興味深く、いわゆる天然というやつで個性が光りまくっていて、何この生き物おもしろいなと思いながら毎日一緒に過ごしている。
付き合っていた期間も含めれば8年以上経っているのに今も同じ気持ちと新鮮さで過ごしているから、私が面白がれる性格というよりもやっぱり本人のポテンシャルが高いのだと確信している。
夫は至って普通だと言い張っているものの、そんな訳なかろうと即答してきている。
どうやってその個性の光りっぷりを伝えるかを考えた結果、
「私は結婚してから今まで毎日観察日記が書ける!」とドヤ顔をキメることだった。
因みのこれは結婚して半年経ったくらいの頃から今までずっと言い続けている。夫はドン引きしている。
この調子ならきっとこれからも毎日観察日記書ける。
毎日飽きないから、夫にはこれからも自由に伸び伸び輝いていてほしい。心のペンが進むぜ。
なんでこんなに似てくるかな、もはや怖いわ
もともと好きなものや考え方、物事に対するスタンスが似ていて仲が良くなったというのもあるけれど、それでも年々似てくると痛感する昨今。
何かに対する反応で言葉がぴったり一字一句違わずハモることなど朝飯前、今日あれ食べたいんだよなーとかレストランでこれ食べたいなーなどことごとく被る。
え、何なの?となりまくる日々でもはや怖い。
阿吽の呼吸とはまさにこのこと、といった感じで気持ち悪さが大幅に勝っているものの、大体のことが口に出さずとも伝わって先回りできたりしてもらえるのはとても助かる。
こうして夫婦はお互い離れがたくなっていくのかなと日々考えている。だってラクだもん。
それでもお互い違う人間であり、たまに決定的にすれ違う。
そうなると、普段は似たもの同士な分何がどうすれ違っているのか探ることが難しかったり、お互い似ていることに甘えて差異を見つけることを怠ってしまってたまに揉める。
親しき中にも礼儀あり。揉める度によくよく反省するんだけどなかなか完璧にはならない。
運とタイミングに感謝、これからもグダグダ楽しく生きていきたい
結婚は運とタイミングだと常々思っている。
私たちの場合、結婚どころか交際に発展することすら運とタイミングがかなり絶妙だった。
あの時ほんの少しでもボタンがかけ違ったりお互いの状況が違ったらまず付き合っていなかったし、例え付き合ったとしても上手くいかず、すぐに別れていただろうと容易に想像できる要素がたくさんあった。
この認識は夫も持っているようで、今でもたまに「もしあの時こうじゃなかったらー」のたらればで盛り上がることがある。今が幸せだからこそ美味い酒のつまみだ。
毎日グダグダとゆるく過ごしている日常がこれからも続くとめっちゃいい人生になるんじゃないかなと思っている。
せっかく運とタイミングで結ばれたご縁。これからも大切にしていく。
くまふくでした🐻
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