読み続けているマンガの新巻の感想も書きたいなーとなりました。
ネタバレが豊富なので、ネタバレが嫌な方は読み終わった後にまたお願いしますー。
宇宙兄弟 44巻
予想というか期待ではそろそろ地球に向かってやっと帰れるぜ!とかやってるのかなーと思ってたのに。
思ってたのに、まだまだ過ぎるどころかムッタがあんなにヤバいことになるとは欠片も思っておらず情緒がもうぐちゃぐちゃになった。緊迫の展開過ぎて普段ならキャパオーバーなのにガンガン読み進めてしまうという凄まじい面白さ。
でももうこれ以上試練を課すのやめたげてー優しくしてーって心の中で泣いた。
それでもやっぱりこのマンガのすごいところは、全ての人物が自分の仕事を冷静にかつ全力で取り組んでいるところ。
状況把握を続ける人、ムッタを助けるために軌道計算をガンガン進める人、関係各所への連絡をする人、記者会見を実施して情報開示に努める人。みんなみんなむっちゃくちゃかっこいい。
あと、コマの使い方がかっこよくて好き。
ムッタの孤独感や、ムッタにSNSを通じてメッセージを送る世界中の人たちの様子の表現が、マンガだからできるようなコマの使われ方でかっこええー!!!と痺れた。
もういい加減帰っておいでーというのが一番強い思いではあるけれど、帰ってきたらきっと完結しちゃうんだろうなという思いもあってまた情緒がぐちゃる。
44巻目でも心の底から面白い!と叫んじゃうある意味で恐ろしいマンガなの、すごすぎる。
とりぱん 33巻
とりぱんは基本が変わらないけれど少しずつ変わっているところもあるのがいい。本当にいい。
T松の池に新たなメンバーが加わったけれど、いつも通り白鳥やカモもいて、冬にはつぐみんの来訪を待ちながら炊き出しという名の餌セットを続ける日々。うーんとても好き。
全然変わっていないのは、著者のとりのさんの気になったことへの探究心。
どんどん拾うし触るし調べるし、でも買った図鑑の値段のモトを取りたいと堂々と描いちゃうところ。本当に大好きです!
とりぱんって作品名なのに猫ちゃんたちと暮らし始めてからはちょくちょく「ねこぱん」になってるのもニヤニヤする。
ただひたすらに愛でてるだけじゃなくて、文句もありつつ結局家族なんだなぁという感じが同居生物って感じのフラットな印象でとりのさんっぽくて好き。つまりとりのさんが好き。
とりぱんを読みながら、何かと変わったりすることも多い自分の生活を省みて、でもとりぱんのように穏やかでかつ愉快な日常を送っているなーと再認識するところまでが大好きな楽しみ方。
33巻でも変わらず、腹の底までじっくりじわじわと広がる面白さがあってこれだからやめらんないぜ新巻楽しみすぎるーとなった。
好き好きばっかり言ってて読み返してなんだかなーと思うけど好きだから仕方ない。
読み続けて、たまに一巻から読み直すのが人生の一部になってるんですよもう。
そんな7月の新巻でした。幸せだったなー!
くまふくでした🐻
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