5月の本③ 低収入新婚夫婦の月12万円生活 低収入4年目夫婦の月13万円生活

月ごと日記

私が日々の指針としている大原扁理さんがブログで紹介していた「低収入4年目夫婦の月13万円生活」を読んだところ、面白かったのとその前にも出版されている本があると知り「低収入新婚夫婦の月12万円生活」も両方読みました!

参考になることがたっくさん詰まっていて、繰り返し読んでみると始めはそんなことできないなーと思っていても要素だけ取り入れるなど、できることがあって何度か読み返しています。

徹底した節約生活に割と本気で衝撃

一作目が2022年に出版され、二作目が2024年に出版されているのですが、私は二作目から読んだのでトップスピードな節約生活をいきなり目の当たりにしビックリしました。

本当に徹底されていて、無駄というか隙すらない。
旦那さんが新居でDIYスキルを大発揮していたり、お安い食材サーチにも余念がありません。
家計簿も公開されていて、我が家の家計と比べると額があまりにも違う…
それでもお引越し前より食費が高くなったと書かれていて再びびっくり。

YouTubeなどでも節約ジャンルで活躍している方が多くいますが、本気度や突き詰め度においては、いしいさんご夫妻はかなり際立っていてただ読むだけでも大変興味深いです。

ですが、一作目を読んでみると、著者のいしいさんは段々と節約生活へシフトしていっていたようでした。
その過程も描かれていて、0から100への超絶ジャンプではなく徐々にステップアップしていく感じがあって、やっぱり一作目から読むのが王道だなぁと読み返すとまた味わい深くなっていきました。

真似しやすそうなものから難易度高めなものまで勢揃い

雨の中カッパを着てスーパーへ行き半額食材をハントしてくる、というのを真似していくのは少し、いやかなりハードルが高い…

というようなことばかりではなく、料理嫌いな私でも真似できるレシピや参考になるマインド・心構えもたくさん書かれていて、中でも鶏むね肉のハムはちょくちょく作るようになりました。

一番素敵で参考になると思ったことは、旦那さんを『愛情=手間の人』と言っていたこと。
いしいさんの体調や住環境、日々の生活全てに細やかな気遣いを持っていて声かけや行動を惜しまない旦那さんの魅力を見つめるいしいさん。めっちゃくちゃ素敵な夫婦だー!!と感動しました。
限りある収入の中で、創意工夫をして手間を惜しまずにより自分たちにとって良い生活を続けていくことの意義を教えてもらいました。

そこから、もうちょっとくらいならやれるかなーと騙し騙し掃除をやってみたり、今日くらいは頑張れるかなーと簡単なものだらけだけど夜ご飯を作ってみたり、手間に対する抵抗感が少し減ってきたように感じています。

説明が丁寧で置いてきぼりにしない優しさが沁みる

ここが漫画エッセイの良いところ!といった感じで、イラストや説明が豊富。
あと、節約に関してスーパー超人ともいえる旦那さんの言動へのいしいさんの本音に私の共感が嵐ように渦巻く。笑

真似させてもらおうかなーと思った時にこの説明だけじゃよく分からない…と迷子になることもなく、これはなかなかハードル高いっすね…となっても、いしいさんと旦那さんのやり取りを読んでいる内に自分の中でも腑落ちして、全部まるっと真似するのは難しくてもこの要素は参考になる!と再考する機会になりました。

このことが、ただの面白い奇抜な読み物としては終わらずに読み返したくなる本な所以だな!といしいさんすごいー!となった一番大きなところでした。

楽しそうで幸せそうなのがとっても素敵

とはいえなかなかハードな節約生活だな、という印象が強いです。
うわぁ、と引いて終わらないのはいしいさん夫婦が楽しそうで幸せそうなことです。

本書を読んだ後にSNSも拝見しましたが、エッセイでの印象と変わらずとっても毎日楽しそう。
育児の大変さも書かれていますが全体的にはとても楽しそうですし、とっても前向きな方だなと思いました。

また、イラストが可愛くって、これは極めているな…という節約に関しても可愛いイラストでサクッと読めてサクッと入ってくるのがすごかったです。そしてよくよく考えて、え、すごくね!?となる。笑

どんな生活であれ、自分たちが納得して幸せを感じて生きていけることが一番大事ってことをよくよく噛み締めることになりました。そういう面でもとっても素敵な本でした。

本書を私の節約?生活の中心に据えて、色々工夫する際の判断材料やモチベ維持に活躍していただこうと思っています。
素敵な人がいいといった本はやっぱりいい。これは間違いない。

くまふくでした🐻

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