私の好きなものと好きなものがコラボをするという幸せすぎる事態が起こったので行ってきました。
好きの気持ちが溢れまくっております。
熱川バナナワニ園と私
熱川バナナワニ園との出会いは小学生の頃。
伊豆へ家族旅行した際に行ったのが出会いでした。
なにせアラサーともなると当時の記憶が少しぼんやりしていて勘違いが多々発生しているかもなのですが、ハスの花が咲いている温室でバナナソフトを食べたのが、景色もいいしあったかいし美味しいしかったと覚えています。
時は流れ去年の11月、行ったことがないという夫をバナナワニ園に連れて行くべく熱川旅行を計画しました。
私の中では小学生の頃の記憶が燦然と輝いていて、両親がたまに旅行で園に行ったのを自慢してきて妬むくらいの距離感になってしまっていたため記憶の美化が進んでいることを少し恐れていましたが、そんな心配は秒で彼方へ吹っ飛んでいく程楽しかったです。
変わらずたくさんのワニがいて、水中にいても陸でのんびりしていても、どこかポーズがお茶目で可愛いなと発見がありました。
飼育されている動物はワニだけでなく、カメなどの爬虫類、レッサーパンダ、インコやフラミンゴなどの鳥類、マナティーなど様々な動物がいます。ワニ園かと思いきやしっかり動物園規模なんです。
また、去年行って1番驚いたのが植物の種類や数の多さでした。
多分子供の頃はパーっと通り過ぎてしまったんだと思うんですが、温室中に所狭しと植わっていたり鉢が並んでるんですよね!これが本当に圧巻ですごい。
温室も1つだけじゃなくて、山の斜面に敷地があることを利用して、すごい密度で温室がたくさん並んでいます。各温室で育てている植物の種類が分かれていて、興味深い植物にたくさん出会うことができます。
数と種類で圧倒してくるような迫力があり、探検しているようなワクワク感がすごいです。どの動物も植物も丁寧にお世話されているようで、植栽まで素敵でした。
ここなら1日、いやもっといられるな、と確信しました。充実度がエグいです。
写真をたくさん撮ったので、その点は改めてガッツリ愛を込めて書きたいと思います!
へんなものみっけ!と私
出会いは忘れてしまった…のですが、これがもうすっごく面白い漫画なんです!
舞台は街の博物館で、市職員の薄井くんが個性豊かな研究員のいる博物館へ出向になるところから物語が展開していきます。
何がそんなにハマったのかというと、ちょっと要素がたくさんあるので箇条書きします。
- 無理のある演出がない
…研究手法、登場人物、知識について誤解や偏見を与えるような演出がない - 「それの何が面白いの?」となりがちな魅力も漫画という装置を最大限活用してとっても魅力的になっている
…理系あるあるの、地味だったりニッチなところをただ独りよがりに語っていない、つまりストーリーや取り上げるテーマがむっちゃくちゃ面白い
1点目ですが、理系への憧れ?みたいなものなのか、ドラマや映画などで医師や研究者ってモリモリに盛られていることが大変多いです。もはや盛られすぎてお前誰?状態なこともしばしば。
恐らくですが、フランケンシュタインなどのゴシック小説のイメージが先行してしまい、いわゆるマッドサイエンティストらしくキャラ付けするのがやりやすいんでしょうね。
また、知識不足なのか誤解を招きそうな表現を見かけることも多く、エンタメとして楽しめず大変疲れるため出来る限り研究者や医師がメインキャラクターになるような物語とは距離を置いています。
ところが、著者の早良先生が国立科学博物館で働いていた経歴をお持ちの方で、研究手法や仕事風景に嘘や過度な演出がなくストーリーに集中して読むことができました。
登場する研究員たちのキャラクターに違和感がないことにも果てしなく感動しました。
へんなものみっけ!でもある程度盛られているというか、ストーリーを動かすためにあるステータスを伸ばしたんだろうな、と見受けられることは多いです。が、そうそうこんな人いるんだよねー漫画に出すとこんなアレンジになるのかなるほど、とあるあるというかいるいるの原型がハッキリ分かる無理のない演出になっています。
あのまんまな人ばかりだと思われてしまうと時にしょんぼりしてしまうこともありますが(研究職の方達も人間、本当に色んな人がいます)、でもほぼそんな感じ!と誰にでも紹介できるすんげえ漫画です。
2点目についても、こんなに面白く描ける漫画にできるんだ…とびっくり感動しました。
自然科学だけではなく全てのあらゆる分野においても言えることだと思うのですが、実態は地味な作業の繰り返しで、その分野の人間にとっては大発見でも、それ以外の人たちに同じ熱量で同じ思いを共有することはかなり難しいです。
動物の遺体を剥製などにして保管する仕事、鯨の鼻水を採取するプロジェクトなどの意義や価値などを伝えることは非常に難しい点が多いと思います。その中でもストーリー的な面白さ、漫画として抜き出すシーンや構図の素晴らしさがさすが色んな意味で本職の方!といった感じで、私たちにとって楽しいことが、他の人にとってもこんな風に楽しい面白いことになるんだなぁと考えさせれらました。
ただ自分の楽しい話をするだけじゃ伝わらないという残念な経験を自分がたくさん経験してきた分、感動はひとしおでした。
色々と語ってますが、総じてめっちゃくちゃすんげえ面白いし自然科学について知ることができる今1番お勧めしたい自然科学漫画ってことです!!!
好きと好きが出会ってしまった
これくらいの熱量で語れるのですが、先日へんなものみっけ!最新10巻を読んでいた頃、コラボすると早良先生SNSアカウントから知り、そりゃあもう大変な衝撃でした。
もともと早良先生が取材で熱川バナナワニ園を訪れていたのは知っていて、前回園に行った時もサインを見つけて小躍りしながら写真を撮り夫に引かれるなどしました。
でもまさか、コラボするとか、思わないじゃんね…
行きましたよーはいー。
コラボ行ってよかった!!!!!
ここからは当日の写真も交えて記録していきます。
コラボは、グッズとパーラーのメニューが対象です。
グッズについては、コノハが大好きなのでコノハグッズを買いました!かわいい!!
パーラーでは、ミュージアムフルーツワッフルをいただきました。
他のメニューも食べたかったのですが、フルーツがたくさん乗っているところに惹かれました。美味しかったです!!
パーラーでは、あめみや先生の描いた大きなワニの絵や、コノハのパネル、へんなものみっけ!の原稿が至る所に飾ってありもう大興奮でした。色々見れて嬉しかったですー!!こういうの大好き!!
また、各テーブルにはへんなものみっけ!の表紙がランダムで飾られていて、他のお客さんの迷惑にならい程度にキョロキョロして楽しみました。
コラボカフェは経済力と胃の容量が問われるイメージがあり敬遠していましたが、会場が大好きな施設でコラボしているのも大好きな作品、となるとお金を使うことに嫌な気持ちになるどころか行ってよかったな!と心から思いました。
コラボ内容も良心的(メニューごとにランダムでグッズがつくとかないです!!)で、作品に触れつつバナナワニ園のアピールも欠かさない穏やかさにほだされて、むしろたくさんお金使っちゃったなという結果でした。笑
今回みたいなコラボであればまた行きたいなーと思いました!
ほんと楽しみすぎて終始夫に引かれるわもはや放置されるわでした。笑
大好き同士のコラボでたっくさん幸せを感じることができました。これが多幸感ってやつか!と何度も思いました。こんなに良い経験ができたことに感謝しかないです。
関係者の皆さま方、こんなに良い思いをたーくさんさせていただき本当に本当にたくさんありがとうございました!!
次回は熱川バナナワニ園そのものにフォーカスして、誰にも頼まれていないのにこんなに素敵な所なんだよ!というアピールにして愛を書き綴ります!!
くまふくでした🐻
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